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Outbound Port 25 Block とは?

近年、ウイルスメールやフィッシングメールなどの迷惑メールを、 接続で利用しているプロバイダのメールサーバを経由せずに、 他のメールサーバへ直接送信するといった送信方法がセキュリティ上非常に問題になっています。

これらの方法での迷惑メール配信を阻止するために、接続で利用しているプロバイダの送信用メールサーバのTCP25番ポート以外へのアクセスを制限するのがTCP25番ポートブロック(Outbound Port25 Blocking)です。

Outbound Port25 Blockingは略して「OP25B」とも呼ばれており、 迷惑メール対策の仕組みとして国内のプロバイダで取り入れられつつあり、 JEAG(迷惑メール対策の為の国内プロバイダの団体)から、 JEAG参加プロバイダ各社に対して対策を実施するようにとの勧告が出ておりますので、 今後こういった対策が一般的になると思われます。


影響範囲

BBモバイルポイントサービスを提供するソフトバンクテレコム社が、2006年10月1日から、 BBモバイルポイントエリアにて、順次「OP25B」を導入すると表明しています。

このため、「OP25B」が導入されたBBモバイルポイントエリアにおいて、通常のメールソフトの設定では、メールを送信できない場合があります。


対応策

メール送信用のポートとして、TCP587番ポート(Submission Port)を使用し、SMTP Authによる認証を行うことで、「OP25B」が実施されたエリアでもメール送信が可能となります。

ご利用のプロバイダにご確認のうえ、メールソフトの設定変更をお願いいたします。 一般的な設定変更項目は以下の通りです。

  • 送信メールサーバーの設定において、”サーバ認証を必要とする”にチェックをつける
  • 送信メールサーバーの設定において、アカウントとパスワードでログインするにチェックをつけ、
    メールアクセス用のアカウント(ID)/パスワードを登録する
  • 送信メールサーバーのポート番号を”25″から”587″に変更する

参考:各プロバイダの対応

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