2021年3月からの新たな経営体制の成長戦略は、既存事業強化による成長と新規事業開発による成長サイクルを回すこと。更には、人材採用や組織力強化により成長サイクルの持続力を構築することです。
既存事業においては成長性と収益性の高い事業に選択と集中を行い、当該事業については迅速な実行と改善を行います。具体的には従来の業務プロセスを可視化し、ムダを省いて効率向上を行います。達成すべき指標を掲げて確実に予実達成する組織を作ります。そのうえで、マーケットイン発想に立ち、更なる収益機会を確実に獲得していきます。
新規事業においては探索とリーンスタートアップを重ねます。具体的には医療や介護を含むサービス事業者、エンタープライズ向けサービス事業者等との協業提携の可能性を検討するコミュニケーションを重ねます。早く小さく事業を始めてお客様からのフィードバックを元に次の打ち手を実行して事業拡大に向けて取り組んでいきます。
それらの事業活動を支える人材採用と組織開発も強化します。異業種から様々なバックグラウンドを持つ人材採用を進めて、一人一人がその能力を最大限発揮できる環境整備を進めることにより、働き甲斐のある組織づくりを目指していきます。

今後も通信サービスを取り巻く市場は拡大していくとの予測があります。(「令和2年 情報通信白書(総務省)」)
当社は前記の成功サイクルを着実に実行していくことによって既存事業からの利益を確実に上げていきます。
既存事業で得られた利益を有能な人材採用、新たな事業に投資をすることで、新規事業からも利益を確実に伸ばしていきます。
具体的な経営戦略や事業方針等については、今後も決算説明会などの機会を通じて適時開示させて頂きたいと考えております。